冬のぽかぽか食養生で、元気な体 ②

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スープで取り入れる 薬膳スープで、体の芯から全身へじんわりと温かさを広げていって。

・いつものスープにスパイスをプラス

いつもと同じスープにコショウやニンニク、山椒などのスパイスを加えるだけで温める力が強いスープに変身します。スパイスそれぞれに香りや味に特徴があるので、いろいろ試してみるといいでしょう。

・サバ缶のピリ辛スープ

タマネギやカボチャなどの温性の具材と、人気のサバ缶を入れたスープにトウガラシをプラスすれば、最強の温めピリ辛スープの出来上がり。胃腸の働きを高めるので、食欲がないときに特におすすめ。

・エビの殻ごとスープ

エビの殻にはキチンという食物繊維が含まれ、コレステロールの吸収を抑えるといわれます。肝機能を高めるタウリンや、骨の材料であるカルシウムも豊富。殻ごとスープでこれらの栄養成分を無駄なく摂取。

・サケの酒粕スープ

酒粕や甘酒、酢などの発酵食品は温性なので、この時期、大いに利用したい食材です(しょうゆは寒性、味噌は涼性)。酒粕にサケを使ったスープは温める力がさらに強くなり、体がしっかり温まります。

~classA 薬局の健康情報紙 ライフ 2022年1月号より


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