どんなものからできているの？
お酢は酢酸の宝庫：お酢の成分の約90％は水。それ以外の成分は種類によってさまざまですが、すべてのお酢に共通しているのは酢酸（酢酸菌により作られる酸）が多いということ。お酢の成分の約4～8％を占めています。
お酢を造る工程に酢酸発酵をプラス：糖分を含む原料から酵母菌によりアルコールを造り、そのアルコールを酢酸菌により発酵させたのがお酢。ですから、アルコールの数だけお酢があるといっても過言ではありません。
醸造酢は大きく3種類に分類：市販されているお酢のほとんどは醸造酢です。日本農林規格では、米や小麦、豆などの穀物を原料にした「穀物酢」、果実を原料にした「果実酢」、「その他の醸造酢」に大別されています。
～classA 薬局の健康情報紙 ライフ 2018年6月号より
