目の健康について ②

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〈身近な目の病気〉

白内障 水晶体が濁ることで目に入る光が散乱する状態です、主な症状としては、かすむ、ぼやける、まぶしい、左右で明るさが異なる、薄暗いと文字や絵が見えない、片方の目で見ると二重・三重に見えるなどです。治療には、点眼薬によるものと手術があります。早めの受診がお勧めです。

感染による結膜炎 ウィルス感染によるものと細菌感染によるものに分類されます。中でもウィルス性の結膜炎には注意が必要で、アデノウィルスが原因で主に手を介した接触によって感染します。充血、目やに、流涙などが現れます。非常に感染力が強いのが特徴です。感染予防の対策としては、むやみに手で目を触らない、ハンカチやタオルは共有しない、こまめに手を洗う、目やにはティッシュペーパーなどでふき、すぐに処分するなどです。

ものもらい まつげの根元や汗腺などに細菌感染が起こり、まぶたの腫れや痛み、かゆみ、目がごろごろするなどの症状がでるものをいいます。人にうつる心配はありません。点眼や軟膏を塗ったり、抗菌剤を内服したり、腫れがひどい場合はまぶたを切開して膿を排出することもあります。

~協会けんぽ福岡支部メールマガジン 第83号より


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