30代~60代 : 歯周病のリスクが高まり、歯を失う人も急増
成人期に増える肥満や不規則な生活、喫煙、ストレスなどによる免疫力の低下も加わり、特に歯周病の危険が高まります。実際、40歳を境に歯周病で歯を失う人が急増します。歯周病は初期には痛みがないので気づきにくいもの。歯科検診で早期発見・早期治療に努めましょう。
60代後半以降 : 唾液の分泌量の減少などで口腔機能が低下
歯を失い、入れ歯を使う人が増えます。加齢に伴い、自浄作用をもつ唾液の分泌量が減少し、口の中が汚れやすくなります。噛む力や飲み込む力が低下して誤嚥の危険も。手の動きが悪くなるなど歯磨きが不十分になりがち。歯科医師などのプロのケアを積極的に活用しましょう。
~classA 薬局の健康情報紙 ライフ2017年11月号より