大豆のちから ②

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【脂質】

コレステロール値を下げる働きをする 不飽和脂肪酸

大豆には100g中に約19gの脂質が含まれています。大豆の脂質の特徴は、その多くが肉などの脂質と違って、血液中のコレステロール値を下げる不飽和脂肪酸であること。中でも悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きをするリノール酸がその半分以上を占めます。

脳を活性化する レシチン

大豆に含まれる脂質で、最近特に注目されているのがレシチンです。生体膜の重要な成分で、血中コレステロールを肝臓に運び、体外への排出を促します。また最近、脳の情報伝達や記憶に欠かせない物質であることもわかってきて、認知症に対する予防への応用が検討されています。

~classA 薬局の健康情報紙 ライフ 2016年11月号より


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