~受動喫煙のない社会を目指して~
○受動喫煙とは? 「室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされること」をいいます。
たばこの煙には、喫煙者が吸う「主流煙」、喫煙者が吐き出した「呼出煙」、たばこから立ち上る「副流煙」があります。受動喫煙ではこれらが混ざった煙を吸わされています。煙に含まれる発がん性物質などの有害成分は、主流煙より副流煙に多く含まれるものがあります。受動喫煙により、肺がんや心筋梗塞などのリスクが高まります。
副流煙:たばこの先端から立ち上る煙 燃焼温度が低く、十分な酸素が供給されていないため不完全燃焼になりやすく、またフィルターを通っていないので有害物質の濃度が高くなります。ニコチン、タールは主流煙の数倍、アンモニアは数十倍です。発がん性物質も多く含まれています。
~北九州市・北九州市環境衛生総連合会 健康づくりだより 平成31年3月発行より