原則三 体温をコントロールすべし
体の内部の体温(深部体温)が下がると、脳が眠くなるよう指令が出て、眠るときにはさらに深部体温が下がります。体温をコントロールすることで、睡眠を誘うことができます。
朝食を食べて体温を上昇させる
朝食を食べると胃や腸などの働きが活発になり、熱を産生します。それにより眠っている間に低下した体温が上昇し始め、体は活動態勢に。逆に朝ごはんを食べないと、昼食や夕食の後の体温が上がりにくいことが分かっています。
寝付きに悩む人は入浴を工夫
昼間の活動によって上昇した体温が下がってくると眠気が。寝つきに悩む人はぬるめのお湯にゆっくり入浴。上昇した体温が下がるのは入浴後15~30分。このタイミングで床につくとよいでしょう。熱すぎる湯は神経を興奮させるので逆効果。
~classA 薬局の健康情報紙 ライフ 2018年11月号より