感染症を予防しましょう ①

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〈感染症とは〉

感染症とはウイルスや細菌などの病原微生物が体内に侵入して増殖し、発熱や下痢、咳などの症状が出ることをいいます。

〈特に注意したい感染症〉

○インフルエンザ

インフルエンザウイルスによる突然の高熱と頭痛、関節痛などに加えて、鼻汁、喉の痛み、咳などを伴います。咳やくしゃみなどの飛沫を吸い込むことによって感染します。また感染力が強く、流行しやすい特徴があります。

○ノロウイルス、ロタウイルス感染症

嘔吐下痢症といわれています。潜伏期(微生物が体内に侵入して症状が出るまでの期間)は、1~2日。嘔吐、下痢が主な症状です。感染力が強く感染者の吐物のしぶきを吸い込んだり、便や吐物を介して感染します。

○結核

季節を問わず注意が必要です。初期は咳、痰、発熱(微熱)などが長く続きます。2週間以上続く咳が出る場合は要注意です。その後、体重が減る、食欲がない、寝汗をかくなどの症状が出ます。肺の症状が主ですが、全身の臓器が冒されることもあります。咳やくしゃみなどの飛沫が空気中で飛び散り、他の人が吸い込むことによって感染(空気感染)します。

~協会けんぽ福岡支部メールマガジン 第78号より


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