一般的に夏の季節に発症する咽喉(のど)を中心とした風邪のような症状を呈する病気をいいます。もともと冬の風邪もさまざまな原因がありますが、夏風邪の原因としては、エンテロウィルスやアデノウィルスなどのウィルスが原因と考えられています。赤ちゃんや老人などのもともと抵抗力が弱い人がかかりやすいのですが、若い人でも、いわゆる夏バテなど体力が落ちると夏風邪にかかります。寝冷えやクーラーにかかりすぎなども間接原因と言われています。症状としては、いわゆる風邪の症状(発熱、咳、鼻水、のどの痛み)に加えて、下痢などの胃腸症状も加わることがあります。だるくて頭がぼーっとし、それにのどの痛みがあれば、ほぼ夏風邪です。2,3日の安静で治りますが、こじらせると高熱がでたり、肺炎や髄膜炎といった合併症を起こして重症化することもあるので注意が必要です。予防としては、うがいと手洗いが基本ですが、まずは規則正しい生活(早寝早起き、バランスのよい食事)が何より大切でしょう。
夏風邪とは
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