脳が元気になるコツ

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body_nou〈脳の中でも役割をわけている〉

脳といっても人間が発達していると言われている「大脳皮質」(新しい脳ともいわれます)と「脳幹部」(古い脳)に大きくわけられます。意識して、考えて、判断する大脳皮質、無意識にコントロールする脳幹部との連携で脳は働いています。

例えば、暑い時に少しでも日陰を歩こうと工夫するのは大脳皮質。無意識に汗が出てくるように調整するのは脳幹部です。

〈脳は繊細な臓器です〉

脳は常に酸素と栄養分を必要とします。体重わずか2%の重さの脳が全エネルギーの約24%を消費しているといわれます。また、全く酸素が脳に届かない状態がおよそ5分続くと、大きなダメージを受けて元の状態に戻らない場合もあります。

cooking_budoutou〈脳に必要な栄養素は?〉

脳は、優先的にブドウ糖をエネルギー源としてつかいます。食事のブドウ糖の元になる炭水化物(ご飯、パンなど)が極端に少ないと、体のブドウ糖の利用を抑えて、それに脳にまわそうとします。また、脳の中では様々な情報を伝達する時に必要な「神経伝達物質」には、たんぱく質(特に必須アミノ酸)が必要です。

〈脳がよろこぶ生活習慣〉projector_home_theater

できるだけストレスをためないよう生活を送ることをお勧めします。定期的に、運動を実施すると脳が活性化しスッキリします。ウォーキングや球技など、自分にあった運動をはじめてみませんか。また、好きな音楽や映画、趣味を楽しんだりすることもいいとされています。なかなかそのような状況にない方は、1日に1回は自分で自分を褒めてそれを口に出してみましょう。

~協会けんぽ 福岡支部メールマガジン 第99号より


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